ギターを始めたばかりの人が最初に覚えるべきコードを9つ紹介します。これらのコードを覚えることで、多くの曲が弾けるようになり、ギターの基本的なコード進行にも慣れることができます。
初心者のうちは、指が思うように動かず、音が綺麗に鳴らないことが多いですが、焦らずゆっくり練習すれば確実に上達します。コードチェンジもスムーズにできるようになり、ギターを弾く楽しさを実感できるはずです。
それでは、初心者がまず弾いてみるべき9つのコードを紹介していきます。
1. Em(イーマイナー)
ギターを始めたら最初に覚えたいコードのひとつです。暗く落ち着いた響きを持ち、ロックやフォーク、ポップスなど幅広いジャンルで使用されます。指の負担も少なく、初心者でも簡単に押さえられるため、最初の練習に最適なコードです。
Emはすべての弦を鳴らすことができるため、ストロークの練習にも向いています。最初は音がこもったり、しっかり鳴らなかったりすることもありますが、何度も弾いて指を慣らしていきましょう。
2. E(イーメジャー)
Eは、明るく響くコードです。さまざまなジャンルで使われ、ギター初心者にとって重要なコードのひとつです。
Eをしっかり鳴らせるようになると、コードチェンジの際の指の動かし方に慣れることができます。ストロークと組み合わせて弾くことで、リズム感も鍛えられるため、基礎練習として積極的に取り入れるのがおすすめです。
3. Am(エーマイナー)
Amは落ち着いた響きを持つコードで、ポップスやバラードなどで頻繁に使われます。感情を込めやすいコードのため、弾いていて楽しいと感じる人も多いでしょう。
このコードを押さえるときは、指の角度や力加減を意識しながら、しっかりと音を鳴らす練習をすると良いでしょう。音がこもったり、余計な弦が鳴ったりしないように注意しながら練習してください。
4. A(エーメジャー)
Aは、明るく軽快な響きを持つコードです。ポップスやロック、フォークなど、幅広いジャンルの曲で頻繁に登場します。
このコードは指をコンパクトにまとめて押さえる必要があるため、最初は指同士がくっついてしまいがちですが、何度も練習すればスムーズに押さえられるようになります。無理な力を入れず、軽く押さえることを意識しましょう。
5. C(シーメジャー)
Cは、多くの楽曲で使用される基本的なコードのひとつです。明るく優しい響きを持ち、ポップスやフォークソングに頻繁に登場します。
Cは指を大きく広げて押さえる必要があるため、初心者にとっては少し難しく感じることもありますが、何度も練習することで自然と指が慣れてきます。綺麗に鳴らせるようになると、曲の雰囲気がしっかりと表現できるようになるでしょう。
6. G(ジーメジャー)
Gは、力強く明るい響きを持つコードです。ポップスやロックなど、多くの曲で使用されるため、必ず覚えておきたいコードのひとつです。
Gを押さえるときは、指の位置に気をつけながら、しっかりと押さえることが大切です。最初は指が届かず苦戦するかもしれませんが、慣れてくるとスムーズに押さえられるようになります。
7. D(ディーメジャー)
Dは軽快で明るい響きを持つコードです。小さな範囲で押さえられるため、指の動きを素早くする練習にも適しています。
Dはポップスやフォークソングなどでよく使われるコードで、曲のアクセントとしても活躍します。しっかりと押さえて、綺麗に鳴らせるようにしましょう。
8. F(エフメジャー)(簡単な押さえ方もあり)
Fは、
初心者が苦戦しやすいコードのひとつです。バレーコードと呼ばれる押さえ方が必要ですが、簡単な形で押さえる方法もあるため、まずはそちらから挑戦すると良いでしょう。
Fを押さえられるようになると、弾ける曲の幅が大きく広がります。最初は力が入りすぎてしまうことが多いですが、無理のない力加減で押さえられるように練習しましょう。
9. Bm(ビー・マイナー)
BmもFと同じくバレーコードを含むため、初心者にとっては少し難しく感じるかもしれません。しかし、BmはJ-POPやフォークソングでは頻繁に登場するコードのため、早めに慣れておくのがおすすめです。
Bmを押さえる際は、無理に力を入れず、リラックスしながら練習することがポイントです。省略形の押さえ方もあるので、最初はそちらから練習するのも良いでしょう。
まとめ
この9つのコードを覚えることで、初心者でも複数の曲を弾けるようになります。最初は指が痛くなったり、綺麗に音が鳴らなかったりすることもありますが、練習を続けることで確実に上達します。
まずはEmやEなどの比較的簡単なコードから練習し、徐々に難しいコードに挑戦していくのがポイントです。焦らず、楽しみながら練習を続けていきましょう!
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