ギター初心者から上級者まで、定番リフは弾いて楽しく、聞いても盛り上がるものばかりです。今回は、洋楽で人気の定番ギターリフを10曲ご紹介します!各曲の魅力や背景も詳しく解説しますので、練習やパフォーマンスの参考にぜひご活用ください。
- 1. Deep Purple – “Smoke on the Water”
- 2. Lenny Kravitz – “Are You Gonna Go My Way”
- 3. The Doobie Brothers – “Long Train Runnin'”
- 4. Aerosmith – “Walk This Way”
- 5. AC/DC – “Back in Black”
- 6. Nirvana – “Smells Like Teen Spirit”
- 7. Chuck Berry – “Johnny B. Goode”
- 8. Guns N’ Roses – “Sweet Child O’ Mine”
- 9. The Rolling Stones – “(I Can’t Get No) Satisfaction”
- 10. Jimi Hendrix – “Purple Haze”
1. Deep Purple – “Smoke on the Water”
1972年にリリースされたハードロックの金字塔『Machine Head』に収録されたこの曲は、ロック史における最も有名なギターリフの一つです。リッチー・ブラックモアが弾く4度のインターバルで構成されたこのリフは、シンプルでありながら圧倒的なインパクトを持っています。リフの背景には、スイス・モントルーでの実際の火事があり、それが歌詞に反映されています。このリフを弾けるようになることは、多くのギタリストにとって一つの目標でもあります。初心者にも挑戦しやすいですが、ギターの表現力を深めるには、弾き方のニュアンスや音作りも重要です。
2. Lenny Kravitz – “Are You Gonna Go My Way”
1993年にリリースされたアルバム『Are You Gonna Go My Way』からのリードトラックで、レニー・クラヴィッツの代表曲です。ファンク、ロック、ソウルが絶妙にブレンドされたこの曲は、リズムギターのカッティングやスライドが特徴的で、ギターに求められるグルーヴ感が詰まっています。特にイントロのリフは非常にキャッチーで、聴いた瞬間に記憶に残ります。リズムをキープするための精密なテクニックが必要で、ギターを弾きながら体全体でリズムを感じることができるため、練習には最適な曲です。
3. The Doobie Brothers – “Long Train Runnin'”
1973年にリリースされたアルバム『The Captain and Me』に収録されたこの曲は、グルーヴ感溢れるリズムとユニークなギターリフで知られています。特にイントロのリフは、トム・ジョンストンがアコースティックギターで作ったもので、その後、エレキギターで再構築されました。リズムの緻密さとミュートの効いた弾き方が特徴で、リズムギターの基礎を学ぶにはうってつけの曲です。この曲のリフをマスターすれば、他のリズムギターにも応用できる技術が身につきます。
4. Aerosmith – “Walk This Way”
1975年にリリースされたアルバム『Toys in the Attic』に収録されたこの曲は、ハードロックとファンクが融合した斬新なサウンドで、特にジョー・ペリーのギターリフが印象的です。リフは、シンプルでありながらリズムが複雑で、ギターソロにもつながる重要な役割を果たしています。さらに、この曲はRun-D.M.C.とのコラボレーションでヒップホップとロックの架け橋となり、その影響力をさらに強めました。ロックのエネルギーを感じながらも、ファンクのリズムを取り入れた新しい形のギター演奏を体感することができる一曲です。
5. AC/DC – “Back in Black”
1980年にリリースされた同名アルバムのタイトル曲で、ギタリストアンガス・ヤングの演奏が際立つ名曲です。この曲は、亡くなったボーカリストボン・スコットへの追悼として制作されたもので、アルバム全体を通して、その意志が感じられます。リフはシンプルながらも、バンド全体のグルーヴを引き立てる重要な要素となっています。アンガス・ヤングとマルコム・ヤングのツインギターが奏でる力強いリフは、ロックの基本ともいえる存在です。ライブでも欠かせない曲で、世界中のファンに愛され続けています。
6. Nirvana – “Smells Like Teen Spirit”
1991年にリリースされた『Nevermind』収録のこの曲は、グランジムーブメントを象徴する名曲です。カート・コバーンが奏でるイントロのリフは、パワーコードを駆使し、荒々しさとエモーショナルな感情が込められています。グランジの特徴であるダイナミックレンジを意識した演奏が求められ、リフの強弱をしっかりと表現することがこの曲の魅力を引き出すポイントです。この曲のリフは、シンプルでありながら非常に多くの感情を込められるため、ギターの表現力を学ぶにはうってつけの曲です。
7. Chuck Berry – “Johnny B. Goode”
1958年にリリースされたロックンロールの先駆者であり、チャック・ベリーの代表曲。この曲のイントロリフは、リズムとメロディが見事に融合した、非常に印象的なものです。ギタリストとしてのチャック・ベリーのスタイルは、ブルースの影響を強く受けており、その後のロックギターに多大な影響を与えました。特にギター初心者にとって、シンプルなブルースのフレーズから学ぶことができる基本的な要素が詰まっています。この曲のリフは、ロックンロールの原点とも言える存在です。
8. Guns N’ Roses – “Sweet Child O’ Mine”
1987年にリリースされた『Appetite for Destruction』に収録されたこの曲は、スラッシュのギターリフが特徴的で、ギター初心者でも覚えやすいが、弾きこなすのは難しい一曲です。イントロのアルペジオは、ウォームアップとして弾かれたフレーズがそのままアルバムに収められたもので、スラッシュ自身もその即興性を楽しんで演奏していたと言われています。リフを弾きながらも、メロディとリズムをしっかり感じることがこの曲をうまく表現するためのカギとなります。
9. The Rolling Stones – “(I Can’t Get No) Satisfaction”
1965年にリリースされたこの曲は、キース・リチャーズが夜中に夢の中で思いついたというエピソードで知られています。彼が奏でたギターリフは、ロックの進化を促した革新的なものであり、ファズペダルを使った音色が特徴です。この曲のリフはシンプルでありながら、非常に印象的で、聴いた瞬間に心に残ります。ロックの基本的な要素が詰まっており、ギター初心者にも弾きやすく、ロックギターのスタイルを学ぶには最適な一曲です。
10. Jimi Hendrix – “Purple Haze”
1967年にリリースされた『Are You Experienced』収録。この曲のイントロは、ジミ・ヘンドリックスならではのトリトーン(減5度)の不協和音を使ったフレーズが特徴的で、そのサウンドは当時のロックにはなかった新しい響きとして衝撃を与えました。ヘンドリックスの演奏スタイルは、テクニックだけでなく、音作りや即興性にも優れ、ギターの表現力を最大限に引き出しています。特にフィードバックやチョーキングを駆使したプレイは、ギターを通じて感情を伝える技術を学ぶには非常に貴重です。
結論
これらの定番ギターリフは、どれも長い歴史を誇り、ギターを弾く上で非常に価値のあるものです。曲ごとに異なるテクニックやリズム、表現方法が求められ、それぞれのリフをマスターすることで、ギター演奏の幅が広がります。あなたのギタースキルを高めるために、ぜひチャレンジしてみてください!
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